Culture

即効性ばかりが求められるいまだからこそ、文化や芸術がもつ遅効性のたのしさを。

映画「すべては海になる」

all_to_the_sea

過去、人生を本に救われた女性書店員と、荒廃した家庭の中で読書を支えに暮らす高校生。二人それぞれを取り巻くさまざまな環境の中、「本」をきっかけに出会い、徐々に心を通わせていく物語。

________________________

「すべては海になる」というタイトルはシンボリックだ。
生まれる前、そして死して後、すべてをのみこんで海がある。
いつかはかならず「すべては海になる」、だが、
それがたった今でなくてもよい。
そこから生へと引き返しても、今ある困難が少なくなるわけではない。
この作品の結末がアンチクライマックスでなかったら、
わたしは夏樹と同じようにつぶやいていたことだろう、「ウソつけ」と。
”ポスト援交世代のリアル”を描き出すのに、この作品は成功した。
(上野千鶴子 社会学者)

寂しくて豊かで、切なくて温かくて、弱くて強くそして明るい。
ラスト近くのヒロインと高校生の男の子のシーンは胸に迫る。
他者との繋がりみたいなことをほんの少し敏感に考えるようになってしまった
人にとっては、とても強く深く心に突き刺さる映画である。
(佐藤東弥 映画『カイジ』監督)

〜オフィシャル サイト 「著名人コメント」より抜粋〜
________________________

監督・脚本・原作: 山田あかね

キャスト:
佐藤江梨子  柳楽優弥
要 潤
安藤サクラ
猫背 椿
藤井美菜
森岡 龍
吉高由里子
村上 淳
渡辺真紀子
白井 晃
松重 豊

1月23日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国ロードショー

<すべては海になる オフィシャル サイト>